FLOOR B-08


Ducati907I.E.トピックス

Ducati 907I.E.に関するトピックスをアップいたします。

Ducati907I.E.類似意匠考察

もともと独自のデザインを持つPASOシリーズですが、それでも類似した意匠を持つ
製品がいくつかありました。著作権の関係上、絵で御紹介いたします。
カタログや写真を見つつ適当に描いたので、細かいディテールはご勘弁のほどを。

類似案件1 Cagiva Freccia C12R

もうこれは類似しまくってます。2ストローク125ccエンジンを積んだ
スポーツバイクです。同じような形状のまま、各部バランスを変えて
軽快感を持つデザインへとうまくアレンジしています。現在のCagivaでは
Mito125がDucati916に瓜二つです。そういう戦略なのでしょうが、なぜ
スーパースポーツでなく、スポーツツアラーのPASOシリーズからデザインを
持ってきたのか、そこが不思議なところです。
もっともPASOシリーズはヨーロッパあたりではそこそこ売れていたらしいので、
そんな物かも知れません。96年5月、新婚旅行でスイスに行きましたが、
Ducatiは906PASOを2台見たきりでした。
日本ではおなじみの900SSは、一台も見ませんでした!

 

類似案件2 MOTO MORINI 400 DART

村山モータースのカタログで見なければ知りませんでした、この会社は。
空冷OHV400ツイン。ダクトの位置から何からそっくりです。いや、PASOに
そっくりというよりはFreccia C12Rにそっくりです。見ると、
フロントフェンダー、ステップ等同じ部品を使っています。FrecciaC12Rに
当時の900SSのライトを付けて907のミラーを外したらもうそのものです。
カタログスペックで言うと、同時期のDucati400ssに負けてますから、
日本でどのようなセールスポイントをもって売られていたのか、謎です。
どういう会社なんでしょう?カジバ傘下だからまとめて輸入したでしょうか?
案外Ducatiとの抱き合わせ輸入だったりして。ヤマハと本田の
デザインがそっくりだったらびっくりするでしょうね。
ちなみにFrecciaもDartも矢という意味だそうです。

 

類似案件3 Honada CBR-400F(Aero)

同じ時期に出てきたフルカバードのバイクで似ていると指摘する方も
居られます。確かにサイドカウルを斜めに駆け上がる尻上がりのライン、
こぢんまりとまとまったテールランプ等、類似している点も散見されますが、
全体の印象はかなり異なります。CBRは全体を大きな曲面で柔らかく構成しているのに
対し、PASOはさらに大きな半径をもつ曲面を小さな半径の曲面(角R)で連結しているため、
シャープな印象をあたえます。じゃあ似ていないのかというと、これが結構微妙なところで、
フルカバードのカウルは偶然としても、小さくまとまったリアランプ、斜めに駆け上がる
二本腺(PASOは放熱孔)、ヘッドランプの下の空気導入孔等、偶然とは簡単に片付けられない
箇所がかなり見つかるわけです。
おおまかな本体構成は似てないが、ディテールが似ている。
どちらが先に生まれたのかは分かりません。微妙なところで。
二本スポークのバックミラーがかつてのフェラーリ・テスタロッサみたいで時代を
感じます。Aeroシリーズはこの他250,750等も存在していましたが、この400がもっとも
類似しているように思われます。あんまり売れなかったらしいですね。好きでしたけど。
でも久しぶりに見かけたら、タイヤが少し細くてほんのちょっとがっかりしました。


レコードジャケットになったPASOシリーズ

PASOシリーズがレコードジャケットに写ったのをご存じでしょうか?
ボズ・スキャッグス「Other Roads」をご覧下さい。ほら、赤黒の750PASOが
ボズの後ろに。しかし彼、バイクによりかかっていないでしょうか?
ドカティのスタンドは折れ易いそうで、PASOを所有していて折ってしまった人も
居たとのこと。ちなみに私、みんなの前でボズを「ボブ」と言ってしまい大恥を
かいたことが。いまだに思いだすと顔が赤くなります。ちなみにジャケットの裏には
また違うバイクが写っています。これ、なんでしょう。わかりません。

こりゃかえって分からんか


PASOシリーズピンバッジ

浜松市の(株)動研にて輸入。ここの会社では各バイクのピンバッジを販売しています。
嬉しいことにPASOシリーズのバッジもあるじゃありませんか。
日本モーターサイクルショーにも出展してくると思います。
900円だったかな。907I.E.ではありません(906PASO)が、ありがたいことです。


マニア垂涎のアイテム・PASOメーター時計!

事故でメーターを取り替えましたが、時計部分は無事だったので
12V電源をつないで置き時計としました。QUARZOと書いてあるので
クオーツなんでしょう。精度はなかなかのものです。中を覗くと、
ギアがプラスチックで出来ていて、耐久性は大丈夫かと心配します。
耳を澄ますとジリジリジリ・・・と音が聞こえてきます。
側面は本来白のプラケースなので、スプレーで黒塗装。会社で使用中。
本当は勤務時間に合わせてタコメータが1時間1000回転で上がって
いくようにしたいのですが、(8時間45分でレブリミット)まあ
毎日レッドゾーンでしょう。

PASO、カタログにも堂々登場!

PIONEER社製DVCプレイヤーカタログ。(98/10)よく見ると、写っている
バイクはPASOか?(カタログ表紙の真ん中辺りです)

色を見るかぎりでは750PASO。Controlled air flowらしき白文字も。
しかしこのマフラーは社外品か。しかしこの絵、いろんなところで
見たことがあるような気がする。もしかしてこの絵は結構メジャーかも。


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