FLOOR E-04


NSR250R Update(3)


NSR250R Updateもようやく3ページ目。

2003年3月、ツーリングなど。
雨ばかり降る。自分が出かければ、降る。
今までカッパを持ってなかったのが不思議なくらいだ。で、
カッパを買う。GOLDWINの9800円のやつ。革の上では
ズボンが若干窮屈だが、良しとしよう。

2003年4月6日、サーキットデビューしてみる。
NAPSの走行会に出てみた。サーキットは初めてだ。トランポを調達すべきとも思ったが、自分を信じて自走。
場所は那須サーキット。はじめはぎこちなかったが、段々回せるように。他の重量 車と較べて、
ブレーキングポイントを相当奥にとれることが判明。これはいい。軽いレプリカならでは。
もうレッドゾーンまでがんがん入れて走る(このバイクでは初めて)。しかし、立ち上がりが遅い。
「このバイクには負けないだろう」と思えるバイクに、コーナー立ち上がりで抜けない。これはおかしい。
あとで調べよう。
プロのカメラマンに自分の走り写真を撮ってもらう。カメラマンの腕は確かだが、
自分の走りは写真見てかなりがっかり。今後も精進である。

ちなみにサーキット走行中は晴れていたが、行き帰りの移動中は雨。またかよ、と。
予備のレバーを買い込んでいったが、使わずに済んでめでたし。
タンクバッグにブレーキパッド、Tシャツなどもらい、帰りは荷物満載。楽しかった。

2003年5月 今頃になってサービスマニュアルを購入。
メンテの際には必需品だ。当たり前か。

2003年5月 名古屋の友人とつるんで走りに行く。
場所は乗鞍高原、白骨温泉あたり。途中雨に降られたが、長野県内ではなんとか持った。
タイトな道もかなりあったが250レプリカには問題なし。楽しく走った。
ワインディング天国の長野県、永住希望。

自分が撮ったのか友人が撮ったのか覚えてないが、ともかく乗鞍である。

2003年6月 自分のバイクが遅い。
考えてみれば確かに昔のような力を感じない。で、点検も含めて店に持っていく。
結果としては、シリンダーからの圧縮漏れ。この手のレプリカはメッキ等が薄く、
20000キロくらいで寿命が来てしまうことが多いとのこと。
で、ピストン、シリンダーからチャンバーまで替えていくと(タイヤも減ったし)
30-40万コースになってしまう。こんなに出すなら別の車も、ということで、
買い換えをも視野に入れて検討開始。
ちなみに走行会で頂いたベスラのパッドをフロントに入れる。まえより効くようになって満足。

2003年6月 2002年仕様YZF-R1試乗。
社外品爆音マフラー+ブレンボ+オーリンズサスで武装。薦められるままに乗ってみた。
エンジン、アイドリングからのレスポンスよし。スロットルひねると「ズオン!」とついてくる。
2ストの低回転域の鈍さからは到底考えられない鋭さだ。
前が開いたのでちょっと開けてみたが、首を後ろに持っていかれた。(かっこ悪) 
一番感心したのは、軽さ。軽さと言っても車体の軽さはもちろんNSRが軽いのだが、その軽さとは違う倒し込みの軽さ、
というか、いろんな何かがとても軽い。コーナーで内膝の先がまるでコーナーに吸い込まれるように倒れ込む。
出口では アクセルをあければもう怒濤の加速が、ということで、10年の違いってのはすごいなと感心するのであった。

2003年6月 バイク点検等、仕上がったので引き取りに行った。
エンジンは今すぐ壊れるということはないが、メッキがさらに摩耗していけばだんだんパワーが
でなくなるだろうと。  
CBR954RR試乗。乗りやすい。ただ前回乗ったR1と較べてエンジンの吹き上がりに関して
しゃきっとした印象はない。比較しての話なので力が無いという訳ではないが。
乗り慣れてきたところで一発回してやるかと2速で開けてみたら、「ズオッ!!」と吹け上がって尻が一瞬で
15センチくらい後ろにずれ、けっこう怖かった。シートが滑りやすい。あ、自分が悪いのか。
続いてスズキの店へ。SV1000S(以下SV)。20メートルくらい走って思った。「こりゃだめだ・・・」 
何もかもがスムーズなのであった。パルス感が圧倒的に少ない。ドカなら大きく開けると「ドカカカカッ!!」と
怒濤の音がするが、こいつは開けてもいたって静かなのであった。
ということで、2-3分で「ありがとう」と返そうかと思ったが、それもなんなのでもう少し乗ることに。
こいつは自然に軽快。狭い道をちょこちょこ走っても楽しい。前後のサスがけっこう柔軟で良く動くため、
悪い路面でもごつごつせず、気持ち良く走れる。車体は悪くない。ツーリングなんかいったら、
このキャラは良さそう。すぐ返そうかと思ったが 気がつくとあちこち走っており、
さらに言うと返したくなくなってしまった。

2003年9月 中古のR1が出た。
というので、とりあえず店に見に行った。 00年度10月登録、走行距離2700km。事故歴はなし。
2002年式と違いキャブレターなので、チョークを引く必要あり(ちょっとがっかり)。
「インジェクションと較べると、若干は下が細いかもしれません」と言ってたとおり、
低域は思ったほどでもなかった。で、全然2002年式と違ったのはハンドリング。なんだか、
車体を倒すとハンドルに凄く舵角がついてなんじゃこりゃ?みたいな曲がり方をする。
社長いわく、「それがそもそものR1です。この前乗っていただいた2002R1はオーリンズのフォークを
着けており、全く変わってしまいました。」とのこと。
で、家族会議の末、買い換えることで決定。家族の暖かいご支援に感謝。

2003年9月 ブーツ破損。
R1の試乗の帰りにNSRのキックペダルを踏み違えたのか、(それが原因かは分からないが)ブーツ
(ディアドラ)に大きなかぎ裂きが。とりあえず用品店に。
結果「日本では修理できず。本国に持っていって修理依頼しても良いが、一足買うのと同じコストとなる」と
いうことで、これも買い換えを決意。どうして同じ時期に金がかかるのか。

2003年10月11日、YZF-R1納車。
これに併せてNSRは下取りに出すことに。 97年に買ったので6年。考えてみれば
一番長く乗ったバイクとなった。軽くて乗りやすい、非常によいバイクでした。
エンジンがもう少し持てばね・・・。

つーことで、次のオーナーさんにも大事に乗られて欲しい。

5000kmぐらいの時買ってきて、約13000km。

ということで、本日記はYZF-R1の日記へと引き継がれます。



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Updated at October 16, 2003