FLOOR K-119

大公開! Lancia Beta Gr.5 製作過程の全貌
(今回は中級編。「2コ1でオリジナルにしよう!」の巻)

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リアフェンダー部分は、先ほどの角棒のフレームにパテをテンコ盛りする、という方法もありますが、Betaの造形は、結構平面 基調の構成なので、0.3mmプラバンで囲って形作って行きました。つまりリアフェンダー部は、オリジナルボディーとプラバンシェルの2重構造になっており、おぉ、ホンモノの車両の作りとおんなじだぜ! シャーシを止めるための出っ張り部の位置をそのままにすると、写真のように中央の一部が奥まってしまいますが、たまたま実車もこんな感じなんでOKでした。
前回のStratosの時も、「チンスポイラーのエアインテークは、どうやるとシャープにできるの?」とのご質問を多数頂戴しました。お答えしましょう。私はこうやってます。 まず0.5mmのプラバンを、スポイラーの角度に合わせて三角に切っておき、インテーク部分の両側に丁寧に貼り付けていきます。これがパテ盛りしたときの、パテの「壁」になるわけです。ここでよく見てください。わずかですが、穴の開いている部分に抜きテーパーを取っております。
Betaで1番悩まされたのは、ここ、リアスポイラーの付け根のエアインテーク部分です。三角柱の一部が伸びたような、結構複雑な形状をしており、左右を対称にどうやって作り分けしようか悩みました。 でも結局プラバンとパテで塊を作り、ヤスリで削っていくという、オーソドックスな手法にしました。 この時フロントガラスまわりと、リアクォーターガラスの形状も、パテ盛りでBetaらしく造形しておきます。だいぶそれらしくなってきました。
数回サフェーサー吹きとパテ盛りを繰り返した状態です。フロントガラスを削り出しておきましょう。 今回は、窓枠にぴったり収まるように作りましたので、ちょっと厚みが欲しいと思いました。そこで素材は、1合徳利のような形状をした、清酒のペットボトルを使ってみました。この丸みの部分が凸 凹が何にもついてなく、ガラスに使うにはうってつけです。
いつものようにデカールは、スポンサーデカールに近いキットのものをスキャンしたり、スポンサーのサイトに行ったりしながら元ネタを集め、パソコンのペイント系ソフトで加工していきます。 今回はKobby直伝、作ったボディーのデジカメ画像を下敷きにして作ってみました。これが楽々形合わせができて2重丸です。皆さんもぜひお試しください。
いよいよデカール貼りです。全体をベース色の白で吹きます。 今回は比較的合わせやすそうなパターンだったので、大きな破綻もなく貼り込んでいくことができましたが、やはりMARTINIラインは、失敗が付き物、リタッチ覚悟で貼っていかねばなりません。 全体が貼り終ったらクリアー吹きの後、つや消し部分の細かい塗装を行い、ヘッドライトカバー、リアコンビネーションランプなどをくっつけて完成です。リアコンビは、WAVE製のアイズを流用しています。

 

 

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Updated at April 23, 2003